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ホーム コーヒー豆 200g 浅煎り メキシコ メキシコ グアダルーペサフ農園 ナチュラル アナエロビック 200g 浅煎り(ミディアム)
メキシコ メキシコ グアダルーペサフ農園 ナチュラル アナエロビック 200g 浅煎り(ミディアム)
ほんのりメロンのようなフレーバーで甘みがありキウィのような爽やかさ
冷めてくるとソルティライチのような印象も。


アナエロビックとは日本語では嫌気性という意味で
摘み取ったチェリーを空気に触れない状態で発酵させる方法で
熟した果実のような独特の香りがあります。

・伝統ある農園
グアダルーペ・サフ農園はグァテマラとの国境にほど近い森林地域にあり、古くからコーヒーの産地として知られています。19世紀末ごろから本格的にコーヒー生産が開始され、中でもソコヌスコ地域はメキシコの農産業を支えるほどの名産地です。
一方、人里離れたこの地域の農園は、政府を中心とした農業支援が必須なエリアでもあり、特に1980年後半〜1990年初期、2000年代初頭に起こった相場の暴落は、この地域に暮らす小規模農家に大打撃を与えました。それ以来、持続可能な農産業の育成や、労働・生産環境の工場が大きなテーマとなっています。
 この農園は、ドイツ出身のハンスさんと妻グアダルーペさんによって1945年から営まれてきた農園で、妻の名前と近隣を流れる小川であるサフ川から「グアダルーペ・サフ農園」と名づけられました。彼らの引退後は息子のフアン・ルーチェ氏が後を継ぎましたが、2000年初頭のコーヒー相場の下落によって2003年に経営が困難となり、現在のオーナーであるエドゥアルド・エステべ氏が引き継ぐことになりました。フアン氏は農園の責任者として今なお従事し、エドゥアルド氏と二人三脚で農園の再興に情熱を注いでいます。

・サンチュアリオ プロジェクト
コーヒー生産の経験がなかったエドゥアルド氏。彼が生産ノウハウを学ぶべく招いた専門家チームが、当時コロンビア国内にとどまらず、ブラジルやコスタリカでも付加価値の高いコーヒー生産を行っていたコロンビアのサンチュアリオ農園オーナー、カミーロ氏でした。彼は、世界中の素晴らしいコーヒーをマーケットに供給したいという思いから、2010年にプロジェクトを開始し、コロンビアのインマクラーダやブラジルのイルマス・ペレイラ農園のNew Flavors Projectなどのアドバイザーも務めました。2017年には本格的にSantuario Projectを発足。グアダルーペ・サフ農園などメキシコのコーヒーにも注力し、コロンビア、ブラジル、コスタリカ、メキシコの4か国でユニークで最高のコーヒーを作ろうと動き出しました。
 エドゥアルド氏が目指すのは、真に持続可能な農園づくりだと言います。それは、品質や収穫量による収益の向上だけでなく、この地の豊かな自然環境を守ることであり、周辺に暮らす人々、そのコミュニティの生活基盤を整えることを指しています。土地に暮らす人々にとってここは故郷であり、伝統と文化が息づく土地だということ。コーヒー生産もそうした暮らしの一部だということを忘れずに、持続可能な農園の実現に情熱を傾けています。


農 園 名:グアダルーペ・サフ農園

生産者:エドゥアルド・エステベ

エリア:チアパス・パヴェンクル

プロセス:アナエロビック

品 種:F1

標高:1,550m

・ 販売価格

1,860円

・ 購入数
・ 挽き方